事業報告1:2009年度報告書の概要
独立行政法人福祉医療機構から助成を受け2007年度から実施いたしました「派遣型一時預かり制度のモデル化及び普及事業」が一区切りを迎え、この4月に2009年度の報告書がまとまりました。
報告書の内容は、生活協同組合や市民・NPOの一時保育の質を向上させ、子どもを育てやすい社会を実現していこうという目的で事業をすすめます。
まずはその概要をお伝えいたします。
報告書の構成は----------------------------
●事業の概要
●第1部 生協の一時保育(預かり)保育スタッフ対象研修会助成事業
8生協の実施のご報告
●第2部 環境整備助成事業
8生協のうち5生協の実施のご報告
●第3部 生協の一時保育(預かり)コーディネーター対象研修・交流会助成事業
3ヵ所(大阪・福岡・東京)の共通講座
3ヵ所の事例報告やグループワーク
●資料集
生協の一時保育(預かり)制度や仕組み(10生協の事例)
ちばコープ、コープとうきょう、東都生協、パルシステム東京/保育サポートバンビ、
パルシステム神奈川ゆめコープ 、大阪いずみ市民生協、コープこうべ、エフコープ、
コープさが、コープおきなわ
となっています。
(本ブログでは、恐縮ですが資料集は割愛させていただきました)
報告書は残部僅少ですが、送付をご希望の方は、ぜひメールにてご連絡をください。
satoko.chikamoto☆☆jccu.coop (公益財団法人 生協総合研究所 近本宛)
※「☆☆」を1つのアットマークに変えてください。
なお2009年度は、私ども(財)生協総合研究所は公益財団法人となりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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芳賀唯史 専務理事からの、本報告書冒頭のご挨拶を以下に転載いたします。
当研究所では、2007年度より独立行政法人福祉医療機構の助成を得て、子どもを持つお母さんやお父さんが、生活協同組合のメンバーとして食の安全や環境の問題を学習したり、様々な分野の消費者・市民の活動に参加できる時間を確保することを支援するために、小さい子どもを一時的に保育する仕組みづくりについての研究交流事業に取組んできました。
子育て中、特に未就園の子どもを持つ親たちが、子どもとひととき離れて自分自身のために学習したり、社会的な活動に参加する上で、その時間中の「子どもの保育」の仕組みが欠かせません。24時間の親責任からひととき、子どもと離れて自分の時間を持つことは、子育てや生活にゆとりをもたらします。子どもにとっても、親以外のおとなや他の子ども達とのかかわりは、貴重な経験となります。そう考えると、一時保育の活動は、「子育て支援」の一環であるととらえることができます。生協でも、30代の人々の様々な生協活動への参加率は、一時保育の有無によって大きく左右されます。現在、多くの生協は、組合員の助けあいの活動として、生協の総代会や様々な地域での学習会や行事に参加している間の一時保育の仕組みをもっています。2007年の調査、2008年の調査から、地域でのコーディネータの存在が重要であることが示されました。
今年度は、実際に保育の仕組みづくりを促進するために、プランニングからモデル的な環境整備まで、自分自身で考えて計画し、実施する意欲のある市民団体、生協を公募しました。10団体から応募があり、そのうち8団体が選定されました。北は宮城県から南は沖縄県まで、約600人の保育に関わる人が保育の仕組みづくりに参加しました。その経過はWEBサイトに公開しております。
この報告書は、「一時保育の基本を理解する」、「一時保育に向けて人・モノ・お金を活用する」というテーマについて、実践的に初歩から保育の仕組みを立ち上げることや、すでにある保育の仕組みをより良くコーディネートすることに取り組んだ成果をまとめたものです。ぜひ子育て支援についてのミッション・政策・方針の議論や、保育スタッフのスキルアップのための研修においてご活用下さい。最後になりましたが、この事業に参画いただいた皆さん、そしてこの研究交流事業の今日的な意義に理解をいただき、助成いただいた独立行政法人 福祉医療機構に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
以上
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